冬は高血圧に要注意!

高血圧には気をつけろ!とよく言われますが一体どの数値から高血圧なのでしょうか?

診察室で血圧を測った場合 140/90mmHg以上
家庭で血圧を測った場合  135/85mmHg以上
こちらの数値になると、高血圧です。

血圧は季節によって変動しますが、冬に血圧が上昇する理由は下記のとおりです。

  • 寒さを感じると体温の発散を防ごうとし、体温を逃さないように血管が収縮します。そのため血圧が上昇します。
  • 冬は運動不足で肥満になりやすいです。そのため高血圧になりやすいです。
  • 忘年会や新年会で飲酒の機会が増え、食事による塩分摂取が増えます。そのため、血圧が上昇します。

症状

高血圧の自覚症状は一般的にはあまりない場合が多く、ほとんどの場合健診などで発見されます。
急激な血圧上昇時には頭痛・頭重感、肩こり、めまいなどの症状が現れることがあります。

高血圧をほっておくとどうなる?

脳出血・脳梗塞
うっ血性心不全
心筋梗塞・狭心症
高血圧性腎障害
眼底網膜病変
などさまざまな合併症を引き起こす可能性があります。

下記に気をつけて、生活しましょう!

温度の急激な変化を避ける
食生活を見直す
適度な運動
禁煙
十分な睡眠時間